冷え性になる原因
貧血
貧血は、体中に栄養分を運ぶ血が不足してしまい、末端の血管まで届かない状態になって起こる症状です。特に、痩せている人などに多くみられ、冷え性になる原因の1つでもあります。
細胞には「熱源」となる栄養素があります。貧血になると血液が少なくなり、その熱も届かないため、体温の低下につながり冷え性になってしまうのです。ほかにも、血液中のヘモグロビンなどの栄養素が足りなくなって冷え性になるケースも考えられます。
低血圧
低血圧の人は冷え性になりやすいです。
低血圧の人の場合、血液を送り出すポンプの役割をはたしている心臓の力が弱いために手足の先まで十分に血液が届かないのです。
そのため冷え性になりやすいのです。
冷たい飲み物の飲みすぎ
冷たい飲み物を一気飲みする人がいますが、実はこれも冷え性の原因になります。そのほかにも、 冷たい物の飲みすぎが代謝の異常や、胃腸などの機能低下を起こしてしまい、体が冷える状態(冷え性)になってしまう場合があります。
何でもそうですが、やり過ぎ・摂りすぎが体に良くない場合というのは多々あります。ダイエットにしてもそうですし、過度の摂取は控えましょう。
自律神経失調
自律神経には2種類あり、「交感神経」と「副交感神経」が拮抗しながら働いています。交感神経というのは、活発に動く昼間に働く神経のことで、昼の神経とも呼ばれています。主に血流を抑制し、消化器官(胃、腸)の働きを抑制する役割をもっています。
副交感神経は反対に夜の神経と言われ、寝る時や体をリラックスする時に働いているもので、血流を増進させて消化器官(胃、腸)の働きを増進させる役割を担っています。
この交感神経、副交感神経の調整が上手くできなくなると、手足の先の血行が悪くなり、冷え性になるわけです。本来なら身体を温めるために血管を拡張しなければならないところで、逆に血管を細くしてしまい、血流が悪くなって冷え性の原因になります。
ドロドロな血液
最近、「あるある大事典」などの健康番組で取り上げられて注目をあびたのが、血液のドロドロ度チェックです。血液の栄養補給や老廃物処理の働きが鈍って、血がドロドロの状態になっている人が最近は増えているといいます。血管の細い人や、お酒の飲みすぎ、喫煙者に多く見られます。血液がドロドロになると手足の先まで血液が流れていかないので、冷え症にもなってしまうのです。
ストレス
ストレスは意外と思われるかもしれませんが、冷え性の原因になるのです。ストレスがたまると、交感神経が1日中働いてしまい、寝てる時も体は緊張状態になり、血液の循環も悪くなるため体が冷えてしまうのです。
さらに、ストレスや緊張が原因でお腹の調子が悪くなり、下痢をしたり便秘をすることもあります。これはストレスが胃や腸に響いているわけで、体内温度も狂ってしまう原因になります。
冷えのぼせ
冷えのぼせとは、言葉のとおり、「冷える」ことと「のぼせる」が起こる状態のことを言います。血液の流れが悪くなると、顔や上半身はのぼせたり、ほてったりするのに、下半身が冷えている状態になります。
更年期になるとホットフラッシュと呼ばれる、急に汗をかいたり、のぼせる症状がでることがあります。もっとひどい症状になると、手足が熱く感じて体が冷えるという症状があらわれます。これは、凍傷の一歩手前ですので、すぐに医者に診てもらいましょう。
クーラー
クーラー病と呼ばれるほど、現代病の1つに数えられるようになりました。冷暖房の完備によって、体温調節機能の働く回数が減ってしまったことで、本来ならば体がやらなければならない体温調節の機能が低下してしまったのです。そのため自律神経のバランスがくずれ、血液の循環が悪くなり、冷え性を引き起こす原因となるのです。
運動不足
車社会となったことで、歩く距離も減り、日頃から運動をしていない人は運動不足になっています。運動をしないと筋力が衰えて、血液の循環に影響がでます。血液に含まれる熱が手足の先まで届かないので、冷え性になってしまうのです。
