冷え性を招く低体温
低体温とは
日本人の平熱は36度から37度ですが、最近では35度台の低体温の人が増えているようです。特に、低体温の人は女性に多い傾向があったのですが、最近は子どもや男性にも増え、いろいろな症状や病気を引き起こす原因にもなっています。
ここでは、そんな低体温の原因となっている食生活や対策法をお話いたします。
自覚しづらい低体温
35度台の人が増えてきたとは言っても、本人にとっては平熱なので自覚しづらいようです。代わりに、普通の人であれば36度後半は平熱なのに対して、低体温の人は微熱になってしまうので、周りの人も気づきづらいといった点があります。
小さい子供であれば自覚しようがないので、親御さんが代わりにお子さんの平熱を知っておく必要があります。
低体温の主な症状
低体温になると、自分の体温を上げたり下げたりするコントロールができなくなってしまいます。内臓が必要とする常温は約37度なので、それ以下の体温の人は普段から体が冷えているので寒いと感じはじめます。しかし、自律神経は体温を維持しようとするため、手足の血管を収縮させて内臓の周りに熱を送ります。
するとどうなるのか?
手足が冷え症になり、その症状が次第に全身にまで広がってしまうのです。
低体温は万病のもと?
ほかにも、冷え症になると肩こりになったりなど、低体温を自覚していないと、さらにひどい症状がでる可能性が高まります。体調が崩れて末梢血管が収縮したままになると、低体温に陥ります。冷えは万病のもとで、肩こり、腰痛、頭痛、腹痛、生理痛、不眠などの不快症状が現れてきます。
また、通常は風邪等のウイルスに感染すると、体温を上げてウイルスを死滅させようとしますが、低体温では内臓の温度が上がりにくく抵抗力が弱まり、風邪が治りにくくなったり、病気を引き起こしやすくなるのです。
体温が1度下がると、こうなる
体温が1℃下がるだけでも、こんな症状がでてくる可能性があります。
免疫力が低下
体温が36.5℃であるならば免疫機能はフルに活動します。体温が下がり、免疫力が低下すると、カゼなど、感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなります。
がん細胞が発生しやすくなる
免疫力が落ちることに加え、体温が35℃になるとガン細胞が活発になる環境となってしまいます。
基礎代謝が低下する
脂肪を燃焼しにくくなり、肥りやすくなります。
その他、栄養の吸収が悪くなって疲れやすくなたっり、女性では低体温が妊娠しにくいことの原因にもなっていると指摘する専門家もいます。
